林 朝子 / Asako Hayashi
1983年 東京都生まれ 2006年 多摩美術大学美術学部絵画学科版画専攻 卒業 2008年 多摩美術大学大学院美術研究科 修了版画研究領域
【簡単な略歴】 2020年 林 朝子個展 YUMBO/Gallery Cafe&Bar Ondine(東京) 2021年 THE CONTEMPORARY STAMPE(パリ) 2022年 林 朝子個展 chamber/文房堂GalleryCafe(東京) 秋山佳奈子×林 朝子公開制作展/大久保分校スタートアップミュージアム(足利) 湖沼の中のアトリエ-林 朝子 佐藤文音二人展-/文房堂GalleryCafe(東京) 2023年 アシカガアートクロス(足利) GROTESQUTE(ソウル) 【作品世界について】 私は、自身の記憶の中にあるものや、思い入れのある沢山のものたちを
一つの画面の中にコレクションして、アッサンブラージュのように構成して
一つの世界を作るというような制作をしています。
その中に、人それぞれが懐かしく想う物や記憶のかけらが共鳴することを願い、
現実をひととき忘れて感傷的な時を過ごせる作品作りを目指しています。
作品の中に描かれるひとつひとつのもの達は、私の食べたことのあるものや、
記憶しているもの達で、それらがぎゅっと積み合わさるようにできた世界です。
特に、水生生物が作品に登場することが多い理由は、
幼い頃に貝殻を集めて標本の中に自身の世界を作っていた原体験によるものです。
私は、現在の絵画制作でも、小部屋の中に世界を作って、その中を漂う感覚があります。
私の沢山の記憶や興味の断片を再構築することで生まれるイメージは、
1度私から離れ一人歩きし、絵物語を生み出しつつ、作品内に意味をもつ存在となります。 X(旧:Twitter) @asakovsky Instagram @asakovsky
林朝子作品一覧